クレベリンが飛行機に持ち込めないのはなぜ?未開封でもダメなんです

CMでおなじみの空間のウイルスや菌をまとめて除菌してくれるクレベリン。
私もクレベリンで室内をキレイにして健康を心がけたい!というあなたに、
臨床検査技師を10年以上している筆者が、クレベリンが飛行機に持ち込めないのはなぜなのか?紹介します。

結論からいうと、クレベリンの成分である『二酸化塩素』が航空法上の『搭載禁止物質(とうさいきんしぶっしつ)』に該当するからです。

さらに、成分である『亜塩素酸ナトリウム液』も『危険物』にあたるため、手荷物および預け荷物のいずれでも持ち込みはできません。

この記事では、クレベリンが飛行機に持ち込めないのはなぜなのか?やクレベリンの効果について、クレベリンシリーズすべての持ち込みがダメなのか?お伝えします。

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クレベリン 置き型(150g*2個セット)【クレベリン】

クレベリン スプレー(300ml)【クレベリン】[除菌 ウイルス]

クレベリン スティック(1セット)【クレベリン】[除菌 ウイルス]

 

なぜ?クレベリンが飛行機に持ち込めないのは『二酸化塩素』が原因

まずはクレベリンが何でできているか知っていますか?

成分・内容量

成分:二酸化塩素および亜塩素酸ナトリウム液、高吸水性樹脂等

内容量:60g、150g

大幸薬品 クレベリン 置き型

この『二酸化塩素』という成分が問題になってくるんです。

二酸化塩素は『腐食性物質』にあたり、航空法上の『搭載禁止物質(とうさいきんしぶっしつ)』に該当してしまうのです。
ちなみに人が乗らない貨物航空機でもダメになっています。

クレベリンを製造発売している大幸薬品のHPでもアナウンスしています。

大幸薬品 【クレベリンシリーズの航空機での扱いについてのご案内】

 

二酸化塩素のGHSピクトグラム

GHS:化学品の分類および表示に関する世界調和システム(The Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals)

ピクトグラム:絵文字

簡単に説明すると

化学物質は便利だけど性質によっては危険性や有害性があるから、取り扱いには注意する必要がある。
世界で集まって化学物質の分類やら表示方法を話し合って決めたものを絵文字で表したもの。

二酸化塩素のGHSピクトグラム

酸化性・急性毒性・腐食性とあります。
商品として販売している以上、人への害は考えられているのでしょうが、航空法上はダメということですね。

 

そもそもクレベリンとはどういう商品?

クレベリンは大幸薬品が製造販売している、『空間のウイルス除去・除菌・消臭』に使用できる商品になります。
部屋に置くだけで、特許技術により発生した二酸化塩素分子が空間中や物体に存在するウイルス・菌を除去してくれます。
※すべての菌を除菌するわけではありません。

【使用方法】:(使用の目安)居室等:8 – 12畳の場合、約2ヶ月間使えます。

【効果】:大幸薬品のHPで試験の内容と結果が載っています。

6畳相当の閉鎖空間で空気を撹拌(循環)させたところに、二酸化塩素発生装置を用いて空気中の二酸化塩素濃度を0.01ppmに保ち、浮遊するウイルスの一種と菌の一種の除去率を調べた結果、浮遊ウイルスは180分間で99%、浮遊菌は120分間で99%除去できることが確認できました。

【日本防菌防黴学会 第41回年次大会発表(東京、2014)】

大幸薬品 試験内容と結果

 

クレベリンシリーズがすべて持ち込めないわけではない

ここで勘違いしがちなのが『クレベリンシリーズ』すべてが飛行機に持ち込めないと思ってしまうことです。
実はそうではなく、持ち込めるものもあります。

【クレベリンシリーズ】

・クレベリン 置き型

・クレベリン スプレー / ミニスプレー

・クレベリン スティック ペンタイプ / フックタイプ

 

クレベリン 置き型

今まで説明してきた『二酸化塩素』が『搭載禁止物質』にあたるので、飛行機に持ち込むことができません。
また、含まれている『亜塩素酸ナトリウム液』も『危険物』にあたるため、手荷物および預け荷物のいずれでも持ち込みはできません。

 

クレベリン スプレー / ミニスプレー

なんとこちらに関しては、内容物が人体(皮膚等)や航空機に対して影響を及ぼさない製品と判断されたため、手荷物および預け荷物とする場合、容量には制限がありますが輸送が可能になりました。

とはいえ、念のため航空会社に確認した方がいいですね。

 

クレベリン スティック ペンタイプ / フックタイプ

成分の『亜塩素酸ナトリウム液』が『危険物』にあたるので、手荷物および預け荷物のいずれでも持ち込みはできません。

 

航空会社のHPではこうなっています

Q:新型コロナウィルス感染症の影響に伴い機内に消毒液は持ち込めますか。

A:化粧品や医薬品類(医薬部外品)に分類される消毒剤や除菌剤(アルコール消毒剤を含む液体・ジェル・スプレー)は、「1容器あたりの容量または質量が0.5Kgまたは0.5リットル以下」であり、かつ「1人当たり2Kgまたは2リットル以下」の条件を満たす場合に限り、お持ち込み・お預けともに可能です。

なお、以下の除菌剤については、飛行機へのお持ち込み、お預けともに不可としております。

使用する際に粉末剤を混合したり、もしくは製品を曲げることにより成分が混合され製品に腐食性物質(亜塩素酸ナトリウム水溶液)が生じる一部空間除菌製品

例)クレベリン置き型、クレベリンスティックペンタイプ・フックタイプおよびその類似製品

ほか除菌剤については現在のところ制限はありませんが、今後変更となる場合がございます。

JAL 国内線 / 手荷物

Q:【国内線】機内に消毒液は持ち込めますか。

A:以下製品は、使用時に腐食性物質(亜塩素酸ナトリウム水溶液)が生じるため、機内への持込およびお預けともにできません。

【対象製品】クレベリン(置き型タイプ、ペンタイプ、フックタイプ)

※直接肌につけるタイプの消毒液(ジェルタイプ含む)は、持込み・受託が可能です。

内容成分が危険物に該当しない除菌製品(スプレータイプ等)、類似する製品名で、直接肌につけられる製品(手肌用除菌ジェル等)もありますが、そちらについては引き続き化粧品類として輸送可能です。

その他製品についても、変更などあればお知らせいたします。

また、機内への持ち込み、お預かりができない物品や一定の条件下で機内持ち込み、お預かりができる物品の代表例 が国土交通省ホームページに掲載されています。お客様の所持品の中に危険物に該当するものがないか事前にご確認ください。

ANA 国内 / 手荷物

除菌剤の飛行機への持ち込み・お預けについて

新型コロナウイルスなどの感染症予防のために使用されている空間除菌製品は、航空機にて輸送できない場合がございます。

【商品例】

大幸薬品(株) クレベリン(置き型タイプ、ペン、フック型タイプ)など

※ただし、直接手肌につけられる除菌製品や内容物(液体・顆粒など)が人体(皮膚など)や航空機に影響を及ぼさない製品に関しては、引き続き持ち込み、お預けともに可能です。ご不明な点は空港地上係員までお知らせください。

SKY お客様へのお願い

 

まとめ:これくらい…じゃ済まない!安全が最優先!

実際に『クレベリン』を機内に持ち込んで回収されたケースが何件もあります。
そのせいで飛行機の出発が遅れたケースも!?

除菌商品 航空機内持ち込みでトラブル相次ぐ 新型ウイルス

『これくらい…』と思うかもしれませんが、後々取り返しのつかないことになりかねません。

コロナウイルスの感染が爆発的に広がり、不安な気持ちになると思います。
機内は人が多く密集して密閉空間になるため、そういう空間除菌を身近に置いて少しでも身を守りたい気持ちはわかります。

しかし、規則は規則です。
その規則は多くの飛行機を利用する人たちの安全を守るためでもあります。

悲惨な事故を起こさないためにも、ひとりひとりがきちんと理解していただきたいです。
絶対に持ち込まないようにしてください。

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